(2017年8月の記事になります)
初めて東福寺に出かけました。
夏休みの土曜日なのに人がほとんど居ません。
あまりの暑さのためでしょうか?
いいえ、観光バスは人であふれかえっていました。
京都駅よりも南側だからでしょうか?
いいえ、同じく南側の伏見稲荷も混雑していました。
おそらく駅から遠いからだと思います。
行ってみてとても、印象が良かったです。
何しろ、インスタ映え族が居ないのがいいです。
特に毛嫌いしているわけでないけど、インスタ映え族があちこち居ると、
写真に入ってしまわないように、気を遣うからです。
写真(主に自撮り)を撮ることを目的とした人が多い空間よりも、
真にその場に居ることを堪能する人が多い空間の方が、格調高い気に
あふれているように感じるのです。
東福寺は、谷に長い長い木造の橋廊が、
数本平行に架かっている空間が気持ちよかったですね。
そして、重森三玲のデザインした、4種のアーティスティックな庭園が
見ものです。
東の庭。北斗七星を模しているようです。
南の庭。
西の庭。つつじが咲いていることもあり季節により違う表情が楽しめそう。
北の庭。三玲のお得意の市松模様が冴えています。
これぞまさに抽象の美ですね!
残念ながら苔は茶色になっていました。
秋はさぞかし紅葉と苔で美しいのではないかと想像します。
しかし、人出はすごいでしょうね。
インスタ映え族も駅から遠くても根性で行くことでしょう。
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