国立新美術館

展覧会

国立新美術館では、「リビング・モダニティ 住まいの実験1920s-1970s」が開催されていました。国立新美術館で建築関連の展示会ということでかなり期待をして行ってきました。
(以前開催されていた安藤忠雄展が素晴らしかったので)

会場は模型と図面、写真、動画、家具の展示です。
実際展示されているもので実物を見たのは「聴竹居」だけで、他は恐らく現物を見ることはありません。自分の中でイマイチ高揚感が無かった理由はコレですね。

今から100年前に建築家たちが「これぞモダニズムだ!」と提唱して設計施工したものですが、今時点これほどの豊かな住空間に住むことができる人って限られた一握りの人達なんだと、と妙に冷めた目で見てしまいました。

リビングモダニズム展のお客さんは若い層が多かったですが、ロビーのカフェで休憩するのはお年寄りが多かったです。とにかく広い美術館なので常時複数の展覧会をやってますからね。
以前はこの美術館の無機質な感じが好きではなかったのですが、見慣れるとこの美術館ならではのシンボリックな形状と天井の高い開放感が心地良いです。
以前はこの美術館に来てもカフェは近隣の他の場所をチョイスしていたのですが、ここが一番居心地が良いことに気づきました。


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