(2017年4月の記事です)
ここ数年、古民家にまつわる仕事があり、興味も湧いてきたので
岐阜の高山に行ってまいりました。
子どもの時は、価値が分からなかった日本の古い家屋が
今は最高にオシャレに思います。(冬寒いのをのぞけばね。)
写真は、徳川幕府の直轄領であり、飛騨の政治を行っていたという「高山陣屋」。


どこを撮ってもフォトジェニックでサマになるのですが、
何か、横溝正史の世界のような背筋に寒いものを感じました。
それもそのはず、ここは、拷問や取り調べを行う場所があるのですから。

(吟味所といいます。)
その他の史跡も個人邸宅も建築的に趣深いですが、
やはりメインの賑わいは「さんまち」にありました。


昔の趣そのままに色んな個性的な店が立ち並び、
外国人が多いこと、多いこと!
これが、日本が目指す観光立国なのね~。
店舗は基本的に昔の建物で暗いですが、
照明をうまく利用してとてもムーディー。
おそらく電気がなかった時代より今の方が、
よりいっそう建物の良さを引き立てているのではないでしょうか!
セブンイレブンも銀行も景観にあったデザインです。


こういうデザインを統一する試みは、観光地以外にも行って欲しいですねー。
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