杉本博司は、江の浦測候所を訪れた時から注目しているアーティストの一人です。
この美術館は、完全予約制な上、開館時間が11：00～15：00と短いので注意が必要です。
館内は暗いトーンで、2D作品も無彩色です。
護王神社の模型ですが、これを見てはじめてガラスの階段が地下に通じていることを知りました。（現地では地下を見ることはできません。）
この美術館のチケットには、「お茶と和菓子」のセットがついています。とてもお洒落なラウンジで頂けます。神大杉や、栃の樹、屋久杉にガラスを載せたテーブルがオシャレ感、高級感を引き立てます。
このテーブルは「三種の神樹」という作品です。
ラウンジからは、ガラスの茶室「聞鳥庵」という作品が見えます。
残念ながら中は入れません。
屋外スペースにも気を付けてないと見落としてしまいそうなさりげなさで、作品が展示されています。入館時に頂く平面図を見ながら作品を鑑賞すれば見落としが防げます。
2D作品はあまり心に残りませんでしたが、立体作品は見応えを十分に感じました。
いかにもインバウンドが好みそうなテイストの美術館でした。
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