風景に溶け込み、日常を書き換える。特急「Laview」で味わう、デザインに浸る38分間

埼玉県

先日、池袋から飯能までLaviewを利用しました。

1. 弾丸のような、でも柔らかな「銀の繭」との対面

池袋駅のホームに滑り込んでくるLaviewを初めて見た時の衝撃。それは鉄道車両というより、巨大な彫刻作品のようです。

  • 球面形状の先頭デザイン: 建築家・妹島和世氏が手掛けた、これまでにない三次元曲面の美しさ。
  • シルバーの塗装: 景色を反射し、風景に溶け込むことを意図した絶妙な質感が、都会の喧騒をリセットしてくれます。

2. 「窓」という名の巨大なスクリーン

座席に座って驚くのは、その圧倒的な開放感。膝下まで広がる大きな窓は、もはや壁一面がガラスのような感覚です。

  • 風景を主役に: 住宅街から徐々に緑が増えていく飯能への車窓が、まるで映画のように流れていきます。
  • 内と外の境界線: 「風景の中に自分が浮いている」ような、不思議な没入感を体験できます。

3. 「リビング」を再定義するイエローの空間

車内に一歩足を踏み入れると、外観のクールなシルバーとは対照的に、温かみのあるイエローが目に飛び込んできます。

  • 体を包み込むソファのようなシート: 身体を優しくホールドする曲線的なデザイン。
  • 素材のこだわり: 絨毯の感触や、照明の柔らかな光。それは「乗客」ではなく「ゲスト」として迎えられているようなホスピタリティを感じさせます。

💡 デザイン・スペックの要約

項目デザインのポイント
基本監修建築家・妹島和世(SANAA)
コンセプト「いままでに見たことのない新しい特急車両」
窓のサイズ縦1,350mm × 横1,580mm の特大ガラス
テキスタイルデザイナー・安東陽子氏による、手触りまで計算された空間