高輪ゲートウェイの新スポット「MoN Takanawa」へ!隈研吾氏設計の螺旋建築、ユニークだけど空間の使い方が贅沢すぎる?

東京都

今回は、高輪ゲートウェイ駅周辺の再開発(TAKANAWA GATEWAY CITY)で話題の文化拠点、「MoN Takanawa(モン タカナワ)」に行ってきました。

「世界で最も美しいミュージアム」として国際的な建築賞(ベルサイユ賞)にも選出され、SNSでも大注目のこの施設。実際に歩いてみて感じたリアルな見どころと、正直な感想をブログにまとめておきます!

街の象徴!隈研吾氏が手がける「緑の螺旋(スパイラル)」

まず目を引くのが、その圧倒的な建築美。 高輪ゲートウェイ駅舎のデザインも手がけた、日本を代表する建築家・隈研吾氏(隈研吾建築都市設計事務所)が外装デザインを担当しています。

周囲の無機質な高層タワー群とは一線を画す、木材とガラス、そして日本の在来種を中心とした豊かな植栽が調和した、まるで「都市の中の緑の丘」のような佇まい。

最大の特徴は、建物全体が巨大なスロープ(傾斜路)でつながった螺旋状(スパイラル)の構造になっていることです。階段やエレベーターをただ使うのとは違い、ぐるぐると回遊しながら自然と上り下りできるのが新感覚!歩くたびに景色やフロアの表情が移り変わっていく、散歩感覚のとてもユニークな立体空間でした。

各エリアの見どころ:イベント・カフェ・物販、そして屋上へ

施設内は、文化とカルチャーを発信する複合型のミュージアム(展示場やホールなど)になっています。

① イベント会場 & セレクト物販

1階から上っていくと、開放的なイベントスペースとショップエリアが広がっています。 物販では、ここでしか出会えないような洗練されたセレクトアイテムや、高輪の新しいカルチャーを感じる雑貨が並んでいて、見ているだけでも感性が刺激されます。

② 景色に溶け込むカフェ

スロープの途中に突如現れるようなレイアウトのカフェは、大きな窓から光が差し込む気持ちのいい空間。お茶を飲みながら、行き交う人々や外の景色をぼーっと眺めるのに最高です。

③ 屋上庭園 & まさかの「足湯」!

そして、一番のハイライトが最上階(6階)の屋上テラス。 風が通り抜ける豊かな緑の空間なのですが、なんとここには「足湯」が併設されています!

ここがイチオシ! 都会のど真ん中、ビル群や行き交う電車を眺めながら足湯に浸かる体験は格別。歩き疲れた足が一気に軽くなります。海外でも「温泉付きの美術館」として話題になっているそうですよ。

【正直レビュー】これぞ隈研吾ワールド?ユニークだけど、ちょっと空間がもったいない…?

一通り回ってみて、デザインの斬新さや「足湯」というキラーコンテンツには大満足だったのですが、一方で正直な感想も。

それは、「どこか空間を無駄に使っている印象がある」ということ。

内外を回遊させる壮大なスロープデザインゆえに、移動スペース(通路)や吹き抜けがめちゃくちゃ広く取られている反面、肝心のイベント内容や店舗の充実度に対して、がらんとした空白が目立つ気がしました。

  • 「負ける建築」「余白の美」という隈研吾氏らしい贅沢な空間使いと言えば聞こえはいいけれど…
  • 「もっとお店や展示をギュッと詰め込めるのでは?」
  • 「これだけ広いなら、ベンチや座れる場所がもっとあってもいいのに」

と思ってしまう、ちょっと「もったいない」余白感が否めませんでした。 商業的な効率をあえて無視したこの「ゆとり」こそが、都会の喧騒を忘れさせる最先端の贅沢であり、隈研吾建築の狙いなのかもしれませんが、訪れる人によって少し好みが分かれそうなポイントです。