(2021年11月の記事です)
死ぬまでに行ってみたいところの一つ、「桂離宮」に行ってまいりました。
桂離宮は、コロナ禍前から完全予約制で&抽選制のため、
今まで2度トライしましたが、当選したことはありませんでした。
今回は、コロナ禍のためか当選し、やっと行けることに。
ガイドさんと一緒に回り、所要時間は1時間くらいです。
京都の神社仏閣周りは老人になってから行けばいいや、と思いがちですが、
健脚のうちに行くことをオススメします。
足腰が不自由だと転んでしまいそうな場所がいくつもあるのです。
庭園は少しでも奥行深く広く見せるため、曲線をふんだんに使い、
直線部分も「あえて傾ける」など細部にわたり細かい演出が施されていました。
庭のメンテナンスはかなり手間がかかるようで、例えば、
「あられこぼ」しという石の敷き詰め方をしている部分では1日に20cm四方
を埋めるのが精いっぱいだとか。
昔の人は、とにかく「月」を見ることが楽しみだったようで、
「月見」のための仕掛けや場所がいくつもありました。
今まで日本庭園はいくつも見てきましたが、今回の「桂離宮」ほど
良い意味で計算高さを感じた場所はありません。
(ガイドさんの話を聞きながらの見学だったのでそう感じたかもしれませんが)
外国人の方には特におススメのスポットです。(英語のガイドもあります)
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